ことばと動きをつなぐ ─アナベルキッズのことば遊び(言語訓練)─

アナベルキッズでは、こどもたちが楽しみながら“ことば”にふれる時間を「ことば遊び」と呼び、日々取り組んでいます。
これは、遊びを通して「伝える」「わかる」「つながる」力を育む言語訓練でもあります。

この日は、
【ことばのやりとり】【お口の動き(口唇運動)】【まねっこ呼称】【プットイン(入れるあそび)】に取り組みました。

遊びのように楽しく進めることで、

  • 認知(色・形・用途など)
  • 表現(ことば・視線・指差し)
  • 発音・動き(口唇の動き、音声模倣)
    など、こどもたちが“伝える力”を自然に伸ばしていけるようサポートしています。

たとえばカード遊びでは、「これは何かな?」「どう使うかな?」とやりとりを重ね、
10枚以上のカードの中から探して答える活動にも挑戦。
指差しや視線で思いを伝えたり、考えながら選ぶ姿が見られました。

プットイン(入れるあそび)では、おはじきを色ごとに分けて入れる中で、手先の操作や色・数への意識、集中して取り組む姿が印象的でした。
「どれを入れようかな?」という問いかけから、自分で考え、“できた!”の実感を積み重ねる時間となりました。

口唇運動や呼称では、スタッフと一緒に鏡を見ながら口の動きを確認したり、まねっこして声を出す場面も。
ひとつずつ「伝わる」経験を重ねていきます。

こどもたちにとっては“遊び”でも、その中にしっかりと支援的な視点をもった言語訓練を取り入れることで、
ことばや表現の力が育っていく
アナベルキッズでは、これからもそんな時間を大切にしていきます🌱