指先から全身へ伝わる、生命の重み
外の空気に触れると、そこには宝探しのような時間が待っていました。「どこにあるかな?」と葉の間に隠れた丸い形を探す眼差し 。
見つけたしるしを片手で抜こうとして、その確かな重みに気づき、自然と両手に力を込める瞬間 。
あらかじめ決めたゴールを目指すのではなく、土の柔らかさや匂い、その瞬間に掌へと伝わってくる「重み」を共に味わう時間を積み重ねていきました。 最初は少し離れた場所から、慎重にお友達の様子を見つめていた子。お友達が楽しそうに土を動かし、なにかを見つける姿が安心感となり、気づけば自分からその輪の中へと入り、葉を掴んで収穫を楽しみ始めていました 。ある子は土の感触を全身で楽しみ、ある子は土の上で見つけた小さな虫や落ち葉といった「自然の贈り物」に心を動かしていました 。
【五感と心のしおり】🌿
- 👀 みる:葉の間に隠れた形を探し当てる瞳と、土の上で出会った小さな生き物たちの動き
- 👂 きく:お友達の「あれ?あれ?」という発見の声や、活動のあとに自然と溢れ出した会話
- 🖐️ さわる:土の柔らかな感触、引き抜く時に指先にかかる重み、大地を走る足裏の刺激
- 👃 かぐ:土を動かすたびにふわりと広がる、瑞々しい大地の匂い
- 😋 あじわう:自分で見つけた収穫物が、今夜どんなお料理になるのかを想像する楽しみ
✨ 心の奥に、そっと芽吹くもの
🌈 安心感と肯定感:自分のペースで環境に馴染み、興味のままに探索を楽しめる喜び
🤝 自然な共鳴:同じ体験を共有することで、お友達と自然に言葉を交わしたくなる心地よい関係性
💡 確かな手応え:自分の手で探し、自分の力で引き抜くことで得られる内側からの満足感
一枚のチラシから始まったこの温かなご縁が、こどもたちの「やってみたい」という意欲をぐんぐんと引き出し、多彩な創造の連鎖を生んでくれました。
誰かが自分たちのことを想い、用意してくれた宝物。その優しさに触れた経験は、こどもたちの心に小さな、けれど消えない灯をともしてくれたように思います。
地域の皆様に見守られながら、この穏やかな空間で、こどもたちは今日も自分らしく豊かな世界を広げています。
素敵な贈り物を、そして温かなお気持ちを、本当にありがとうございました。






