“もしも”のときにできることを考えよう― ソーシャルスキルで育つ考える力 ―

この日は、アナベルキッズの周囲で行われていた水道管工事に伴い、午後に一時的な断水がありました。
その経験をきっかけに、災害などで水が使えなくなったときにどんな困りごとが起きるのか、どう対応できるのかを
みんなで考えるソーシャルスキルトレーニングを行いました。

「水が出なくなったら困ること」を考える時間では、「トイレが使えない」「歯みがきができない」などの意見が出て、
職員のヒントを聞きながら自分の考えを少しずつ言葉にする姿が見られました。

また、備蓄している段ボール製トイレの使い方を学んだり、非常食の話を聞いたあとに実際に非常食のパンを食べてみる体験も行いました。
「おいしい!」と伝える声も聞かれ、楽しみながら“もしものときにどうするか”を考える大切な時間となりました。

🌱この活動で育つチカラ

  • 👀 みる … 災害時に使う道具や非常食を実際に観察する力
  • 👂 きく … スタッフやお友達の意見を聞き、考えを深める力
  • ✋ さわる … 段ボールトイレや非常食に触れ、体験から理解する力
  • 👅 あじわう … いつもと違うパンの味や食感を楽しむ力

✨そのほかに育まれるチカラ

  • 💡 想像力 … 起こるかもしれない出来事を自分なりに思い描く力
  • 🗣 表現力 … 自分の考えを言葉で伝え、意見を共有する力
  • 🧠 判断力 … 状況を整理し、どうすればいいかを考える力
  • 🤝 社会性 … みんなで意見を出し合いながら学ぶ協調性

🏠家庭での広がり

  • お家でも「もし水が出なかったら?」「電気が止まったら?」など、“もしものとき”を親子で話してみるのもおすすめです。日常の中にある防災の視点が、安心と学びにつながっていきます。