ふわふわ舞う紙吹雪 “感じて、考えて、関わる”が広がるあそびの時間

アナベルキッズでは、日々の活動の中に「紙吹雪あそび」を取り入れています🎉
ふわりと舞う紙に触れた瞬間、自然と笑顔になるこどもたち。
「ふわふわ」「くるくる」と変化する紙の動きに、見て・感じて・やってみたくなる気持ちが膨らんでいきます。

あらかじめ準備された紙吹雪を手に取り、投げてみたり、足で踏んで感触を楽しんでみたり
あそびの始まりは、こども一人ひとりの“感覚との出会い”からスタートします。

うちわを使って風を起こすあそびでは、最初は身体全体で大きくあおぐ姿も見られますが、
職員が「こうやってあおぐと飛ぶよ」と実演すると、じっと見つめながら少しずつ真似しようとする姿も。
「できた!」「飛んだ!」といった気づきが、さらに意欲へとつながっていきます。

また、オーガンジーの布を使ったあそびも人気です。
紙吹雪を布の上に集め、ふわっと持ち上げると… 空いっぱいに舞い上がる紙吹雪!
「やって〜!」「もっと〜!」と職員を誘ってくれる声に、“伝える力”や“人と関わる楽しさ”が自然と育まれていることを感じます。

活動の中では、夢中になるあまり周囲への注意が向きにくいこともありますが、「お友だちがそばにいるよ」「気づいてくれてありがとう」と声をかけながら、“まわりと一緒に過ごす力”もゆっくりと育んでいます。

片付けの時間には、紙を集めることに少し戸惑いが見られる場面もありますが、電車に見立てた容器に「乗せてあげよう!」と声をかけることで、遊びの延長として楽しく取り組む姿も見られます🚂

紙吹雪あそびは、ただ楽しいだけではなく、五感を使い、動きを工夫し、人と関わりながら進んでいく、こどもたちにとっての“育ちの宝箱”のような時間。
舞い上がる紙のように、こどもたちの“やってみたい”がふわっと広がる、そんな場面をこれからも大切にしていきたいと思います🌱