柔らかな冬の光が差し込むお部屋で、この日は「粘土遊び」を楽しみました。
ひんやりとした粘土が、お友達の温かな手の中で少しずつ柔らかくなっていく不思議。
絵本の世界を再現したり、大好きなお弁当を作ったり。
夢中になって手を動かした、想像力あふれるひとときをお届けします。


手のひらで感じる、はじまりの「こねこね」
活動の前に「こねてのばして」の絵本を読むと、お友達は「絵本と一緒だね!」と目を輝かせていました 。 手渡された粘土を前に、物語の動きを真似て一生懸命にこね始める姿が見られました。
最初は少し硬かった粘土も、根気強く力を込めるうちに少しずつ柔らかくなっていきます 。 「大きな丸を作っているの!」と教えてくれたり、こねやすい大きさに小さくちぎって工夫したり 。 手のひら全体で感触を確かめながら、一つひとつの動作に心を込めて取り組む様子がとても印象的でした。


想像力が形になる、自分だけの物語
粘土が柔らかくなると、次は思い思いの形作りが始まります。 型抜きを使って「さかな!」「うさぎさん!」と嬉しそうに教えてくれるお友達。自分の好きな形をじっくりと選び、丁寧に型を抜く瞬間の真剣な眼差しは、小さなアーティストそのものでした。
また、道具を使って麺のような形を作ると、そこからイメージがどんどん膨らみます。くるくると丸めて「卵焼き」、小さく丸めて「トマト」に見立ててお弁当を作ったり。丸い型をベースにブルーベリーを飾り付けた「ケーキ」を作ったり。自分なりの「研究」を重ねながら、道具を使いこなして新しい模様や形を見つけていく発見の連続でした。


五感で味わう、手から伝わる季節の記録
🌿 五感のしおり
- 👀 みる : 絵本の物語と重なる粘土の動きや、型からパッと現れる美しい形
- 👂 きく : 「見てみて!」「できた!」と響き渡る、達成感に満ちた喜びの声
- 🤝 さわる : 最初は少しドキドキした粘土のひんやり感と、次第に手に馴染む温かな柔らかさ
✨ 心の奥に、そっと芽吹くもの
- 🌈 つくる喜び : 自分のイメージが形になっていく面白さと、それを誰かに伝えたいと思う真っ直ぐな気持ち
- 💡 くふうする力 : 「どうすれば平らになるかな?」と道具の使い方を試行錯誤し、自分なりに答えを見つける力
- 🤝 わかちあう心 : 道具を順番に使う約束を守ったり、出来上がった作品をお友達と一緒に並べて微笑み合ったりする優しさ
最後のお片付けの時間には、「もっと遊びたい!」という名残惜しい気持ちを抱えながらも、周りに散らばった粘土を一生懸命に集める姿が見られました 。 一つひとつの形にこもったお友達の想いを大切に受け止めながら、また次への期待へと繋げていきたいと思います。
手のひらから生まれたたくさんの笑顔が、明日への元気になりますように。


