先日、お兄さん・お姉さんたちが
リクエスト活動で、全力で想いを形にした
大きな段ボールハウス。
一夜明けた今朝、お部屋に足を踏み入れた
小さなお友達は、その光景を目にした瞬間に
足を止め、
「わぁ!」「これ、だれが作ったの!?」
と弾けるような声を上げました。
お兄さん・お姉さんたちが残してくれた、
魔法のような贈り物。
憧れの気持ちがあたらしいワクワクを
呼び起こし、さらなる成長へと繋がっていく。
想いのバトンが鮮やかに芽吹いた、
物語の第一章をお届けします。


憧れの「ハコ」を、自分たちらしい色彩で
お家を目にしたこどもたちは、すぐに自分たちの色に染め始めました。
あるお友達は、お家の中にあった段ボールのお風呂を見つけると、すかさず中に入ってその心地よい感触を楽しんでいました 。
また、別のお友達はクレヨンを手に取ると、お家の壁に黄色のアルファベットを書き込んだり、仲良しのお友達の顔を一生懸命に描き込んだり 。
「お顔には何があるかな?」とスタッフと一緒に確認しながら、赤で輪郭を、黒で目や口を丁寧に描いていく真剣な眼差し 。
お兄さん・お姉さんたちが土台を作ったお家に、自分たちの「好き」や「日常」を書き加えていくことで、その場所はさらに特別な「自分たちの居場所」へと進化していきました。


「トントン」と響く、心尽くしのおもてなし
お家という「本物」に近い空間があることで、こどもたちの想像力はこれまでにない広がりを見せました。
お家の中にキッチンコーナーを整えると、そこはもう立派なお料理の現場です。
水道で野菜を丁寧に洗う仕草や、包丁でリズムよく「トントン」と音を鳴らす真剣な表情。
「ハッピーセットをください!」というスタッフの注文には、お家の中にあった宝箱から、おもちゃに見立てたアイロンビーズをサッと選んで添えてくれる、粋なサービス精神も見られました。
年長さんの「お家を作りたい」という純粋な願いが、下のお友達の「ここでこうして遊びたい」という具体的な意欲へと発展し、遊びの質をより豊かなものへと深めてくれたのです。


優しい言葉が飛び交う、温かな拠点の誕生
大好きな場所での遊びは、こどもたちの社会性もしなやかに育んでくれます。
使いたいお鍋を巡って「まだ使ってるよ」と自分の気持ちをしっかり言葉で伝えたり、使い終わると「どうぞ」と自分からお友達に譲ってあげたり。
年長さんが「みんなだいすき」というメッセージを込めてくれたこのお家だからこそ、自然と思いやりが連鎖し、穏やかな心の交流が生まれていました。
「料理、楽しみだな♪」と期待を伝えると、パッと誇らしげな笑顔で自慢の一皿を運んできてくれる。
リクエストから始まったこのお家は、単なる「ハコ」ではなく、こどもたちの自信と絆を包み込む、最高に温かな拠点となりました。


五感と心のしおり
🌿 五感で感じるひととき
- 👀 みる : 壁に描かれた色鮮やかなアルファベットや、大好きな友達の似顔絵
- 👂 きく : 「だれが作ったの?」という驚きの声と、おままごとの賑やかなやり取り
- 🤝 さわる : 段ボールのお風呂の包み込まれるような安心感と、クレヨンを握る力強い手応え
✨ 心の奥に、そっと芽吹くもの
- 🧡 憧憬と感謝 : お兄さんたちが作ったものを受け継ぎ、大切に遊ぶ優しさ
- 🌟 自己表現の喜び : 自分のアイデアでお家を飾り付け、自分たちの世界を創り出す力
- 🌈 譲り合う心 : 楽しい空間を共有するために、言葉を使って気持ちを通わせる社会性
お兄さん・お姉さんたちが注いでくれた愛が、翌日には小さなお友達の「やってみたい!」を呼び起こす。
この素敵な「成長の連鎖」こそが、アナベルキッズが大切にしたい光景です。
おままごとを通して、言葉を交わし、心を動かしたこどもたち。
さて、次回の【発展編②】では、このお家にさらに「テレビ」や「滑り台」が加わり、街がさらに進化していく様子をお届けします。
止まらない想像力の物語、次回もどうぞお楽しみに!

