卒園を間近に控えた年長さんたち。
午前の支援を終えたスタッフの間で、
ふとこんな会話が生まれました。
「こどもたちに向けて
やり残したことはないかな…」
「どこか連れて行ってあげられないかな…」
そんな想いから急きょ決まった、
午後の水族館遠足。
「今の年長さんだからこそ、
体験してほしいこと」を詰め込んだ、
瑞々しく、そして温かな一日の記録を
お届けします。


「やったぁ‼️」 変化を力に変える、たくましい成長
お迎えの車内で「今日は水族館に行くよ!」と伝えると、一瞬驚いた表情を見せながらも、すぐに「やったぁ‼️」と弾けるような笑顔が広がりました。
以前なら急な予定変更に戸惑っていたかもしれない場面。
でも、今のこども達は違います。
「短い時間でも全力で楽しみたい!」という前向きな意欲と、状況を柔軟に受け入れるしなやかさ。
車内を包むワクワクした空気感に、スタッフも日々の積み重ねが生んだ確かな成長を感じ、思わず目頭が熱くなりました。

「いいなぁ…」 言葉に宿る、居場所への愛着
道中の車内では、胸を打つやり取りもありました。
あるお友達が「アナベルあと何回これる?」と尋ねてくれた時のこと。
「あと3回だよ」と伝えると、別のお友達がぽつりと、
「いいなぁ…わたしもあと3回がよかったなぁ」と。
自分が残りの回数が少ないことを分かった瞬間、真っ直ぐで静かな一言。
ここで過ごす時間を、こんなにも大切に思ってくれている。
「また来たい」と願ってくれるその純粋な想いに、スタッフの胸もじんわりと温かくなりました。
勇気を出して手を伸ばした、タッチコーナーでの発見
水族館では、一つひとつの場面でこどもたちの主体性が光りました。
これまで生き物に触れることに抵抗があったお友達が、自分からそっと手を伸ばし、何の抵抗もなく触れ合う姿。
また、係員の方に自分から話しかけ、「これ、なあに?」と質問する姿。
“知りたい”“やってみたい”という内側から湧き出る好奇心が、確かな行動へと繋がっていました。

誰かと分かち合う、きらめくイルカショーの思い出
最後はみんなでイルカショーを観覧。 「わぁ!すごいよー!」「みてみてー‼️」 お友達やスタッフと顔を見合わせ、驚きや感動をその場で分かち合う。 一人で体験するのではなく、誰かと一緒に感じる喜び。
短い時間ではありましたが、共に過ごしたこの一瞬一瞬が、これから新しい世界へ踏み出すこども達の心の土台(お守り)になってくれることを願っています。

五感と心のしおり
🌿 五感で感じるひととき
- 👀 みる : 水槽を泳ぐ魚たちと、それを見つめるキラキラした瞳
- 👂 きく : 「やったぁ!」という歓声と、「また来たいな」という愛おしい呟き
- 🤝 さわる : 勇気を出して触れた生き物の感触と、お友達と繋いだ手の温もり
✨ 心の奥に、そっと芽吹くもの
- 🧡 居場所への愛着 : 「ここが好き」という想いが、自己肯定感と安心感に繋がる
- 🌟 前向きな柔軟性 : 急な変化を楽しみ、自分の力で「楽しい」を見つけ出すたくましさ
- 🌈 共有する喜び : 誰かと感動を分かち合うことで育まれる、豊かな社会性と絆
急な外出活動にも関わらず、「いつもありがとうございます」と温かく送り出してくださった保護者の皆さま。
皆さまのご理解とご協力のおかげで、年長さんたちの心にまた一つ、輝く宝物が増えました。
アナベルキッズで育んだ「やりたい」という芽が、卒園後の新しい環境でも大きく花開くことを信じています。

