
来所して席に着くよりも先に、小さな羽根を差し出してくれました。「何の虫か調べたい」——茶色く透きとおったその羽根を手のひらにのせて、教えてくれました。
🔍 そっと調べてみる
早速、羽根を写真に撮って検索してみると、「アブラゼミ」という答えが返ってきました。図鑑を開いて、載っているアブラゼミの写真を確かめながら、手のひらの羽根をじっくり見つめます。
図鑑の写真の横に、実物の羽根をそっと重ねてみます。大きさも形も、ぴったり同じ。驚いたように、羽根と図鑑を何度も見比べていました。


🔍 分かち合う時間
始まりの会では、この発見をお友達にも伝える時間を設けました。「砂場で拾ったよ」「見つけてよかったぁ!」と、見つけた本人が自分の言葉で気持ちを伝えてくれました。すると「虹色の羽根もあるのかな?」と、お友達の興味にも広がっていきました。
一つの発見が、教室のあちこちに広がっていきます。羽根の模様を見つめる目、図鑑を指でなぞる手、友達の話に耳をすます時間——気づけば、セミについてみんなで学ぶひとときになっていました。


【五感と心のしおり】🌿
👀 みる 羽根の模様。図鑑に載っているアブラゼミの写真。
👂 きく 持ってきてくれたお友達の「砂場で拾ったよ」「見つけてよかったぁ!」という声。そのエピソードに耳をすます時間。
🖐️ さわる 羽根の質感。図鑑の写真にそっと重ねてみる感触。
一つの羽根から、見る・聞く・触れるが少しずつ重なっていきました。
🔍 疑問を追いかける時間 「何の虫か調べたい」という気持ちを、写真検索や図鑑で最後まで確かめたこと。
📣 発見を分かち合う時間 始まりの会で、自分の発見をお友達に伝えたこと。
🌱 広がっていく興味 「虹色の羽根もあるのかな?」と、まわりの子にも関心が広がっていったこと。
一枚の羽根から始まった「調べてみたい」という気持ち。写真で検索して、図鑑で確かめて、大きさがぴったり重なった瞬間の驚き。その発見は、教室のみんなの時間にもなりました。


🌿 見学・ご相談について
児童発達支援事業所アナベルキッズでは、見学やご相談を随時受け付けています。「どんな雰囲気なのかな?」「うちのこに合うかな?」など、気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

