🗣️🌿 ことばで気づいて、ことばでつながる ― ことばあそびの時間

この日は、アナベルキッズで大切にしている
「ことばあそび」の時間を過ごしました。見て、聞いて、考えて、伝えてみる。
あそびの中で自然にことばと出会いながら、
一人ひとりのペースで「伝わった」「分かってもらえた」という経験を重ねていきます。

見て比べて、選んでみる

絵カードやイラストを使い、「同じものはどれかな?」「こっちはどう思う?」
と声をかけていきました。じっと見比べてから指をさしたり、少し考えてことばで答えたり。
迷ったときには、スタッフが選択肢を整理し、一緒に確認しながら進めています。

数えてみる、ことばにしてみる

おはじきやイラストを使って、数を数えるあそびにも取り組みました。
一つずつ指で押さえながら、声に出して数えようとする姿や、途中で立ち止まって考える様子も見られました。
分からなくなったときには、「ここから一緒にやってみようか」と声をかけ、安心して続けられるよう関わっています。

🌱この活動で育つチカラ

  • 👀 みる … 絵や形、数を見比べて確かめる力
  • 👂 きく … 問いかけや声かけを聞き、考えにつなげる力
  • ✋ さわる … おはじきやカードを操作する感触

✨そのほかに育まれるチカラ

  • 社会性…やり取りの中で、順番を待ち応じる経験
  • 探究心…「どれかな?」「どうして?」と考える気持ち
  • つながりの感覚…ことばが受け止められたと感じる安心
  • 自己肯定感…自分で考え、伝えられた経験が自信につながる体験

🏠家庭での広がり

ことばあそびでの経験は、ご家庭での何気ない会話にもつながっていきます。
「どれを選んだの?」「いくつだった?」
そんなやさしい問いかけが、こどもたちの「話してみたい」気持ちを自然に引き出してくれます。
これからも、あそびの中でことばと出会い、一人ひとりのペースで
“伝える楽しさ”が育つ時間を大切にしていきたいと思います。