色と動きと関わりと  ─ボールプールあそびで育つ力—

鹿児島市の児童発達支援事業所「アナベルキッズ」では、
五感をたっぷり使いながら身体を動かせるあそびを通して、
こどもたちの“できた!”が育つ環境を大切にしています。

この日は、たくさんのカラーボールに囲まれてのボールプールあそびを行いました✨

ボールを見た瞬間、笑顔が広がるこどもたち。
中に入って手足を動かしたり、顔をうずめて感触を楽しんだり…
自分の身体で感触を確かめるように、思いきり遊ぶ様子が見られました。

色の指示に合わせて「○色のボールを探してね」と伝えると、
一生懸命探して集める姿があり、
途中で色を間違えて「ちがった!」と気づいて入れ直す場面も☺️

また、的に向かってボールを投げる遊びでは、
「たくさん投げたい!」という気持ちが先に立ち、
狙いが定まらないこともありましたが、スタッフと一緒に確認しながら
「今だ!」と意識を向けて投げる場面も増えていきました。

遊びの中では、周囲の様子に気づきにくい場面もありましたが、
「近くにお友だちがいたよ」「今、当たっちゃったね」などの声かけを通して、
周囲への気付きやルールを思い出すきっかけづくりも行っています。

こどもたちにとっては、楽しく遊ぶ時間の中にも、
“関わる・気づく・伝える”がぎゅっと詰まった学びの時間。

アナベルキッズには、鹿児島市をはじめ、
日置市や伊集院町からもたくさんのこどもたちが通ってきてくれています。
地域のつながりを大切にしながら、
これからも“できた!”や“やってみたい”を育てる時間を届けていきます🌿